しんぷる・が・べすと

「愛に時間を」

GW1.2 宮城県民が岩手県『龍泉洞』に行ってきた

どういった番組だったかすっかり忘れてしまいましたが、ある日テレビをなんとなく眺めていたら岩手県に『龍泉洞』という鍾乳洞があるということを知りました。

自然に目がない、とまで言えるかは怪しいけれど、一般的な人よりは自然に魅了されている自信が少しだけある僕ですから、ああこれは行かねばなるまい、鍾乳洞は一度行かねばなるまいんだ、と思った僕はいつか絶対に行ってやろうと思ったものでした。

 

その「いつか」のタイミングはわりと早くに来て、先日行ってきたのでした。

 

洞内、肌寒くなっております。

1年を通して温度が安定している、というようなことをチラッと聞いたので、冬はむしろ暖かく感じるのかもしれませんが、この時期は肌寒く感じる(夏ともなれば涼しいと感じるのかもしれない)。

 

下の数字は湿度だったかと思います。

脅威の93.1%ということで、もう少しで液化します(そういうことじゃない)。

 

要するに洞内、非常に潤っております。

せっかくおめかししたあらゆるものが崩れてしまう恐れがありますので、デートには気を付けたいところです。

 

洞内、大量の水が流れております。

閉所が怖いと思う方や水辺が怖い方は気を付けたいところです。

滝の如くドドドドドドと鳴り響く箇所もございました。

 

箇所によっては天井は高く、箇所によっては頭をぶつけてしまうほどに天井が低かったです。

カメラの補正で明るく感じますが、実際はもっとずっと暗いです。

 

洞内、コウモリが生息しております。

夕方になると彼等が元気に飛び回るのを目撃できるのだそうですが、僕は午前中に行ったので残念ながらその姿を捉えることはできませんでした。

次には是非夕方に行きたいものですね。

 

ここがいわゆる鍾乳洞と呼ぶ空間になるのかなと思います。

 

正直ちょっと気持ち悪いですが、自然のユニークさをここで享受できます。

 

こちらは自然と地蔵の如く形作られた鍾乳石です。

ありがたや、ありがたや。

 

こちらは洞内にある湖です。

恐怖のあまり僕の手が震えて写真がブレているように見えますが、そうではなく、四六時中水滴が落ちているため水面が落ち着くことはないのです。

常に水面は揺れ動いておりました。

 

箇所によって違いますが、水深は98mだそうです。

 

ちなみに僕の住む宮城県には『仙台大観音』という観音様が立っておりますが、彼は身長100mになります。

彼ですらもうちょっとで隠れられる。

 

ところで『龍泉洞』は何も洞窟だけが目玉なわけではなく、周りには非常に魅力的な自然が溢れております。

仮に、狭いところや暗いところが苦手で、いざ来てみたもののやっぱり洞窟には入れなかった、という人だってこの自然を堪能するだけでも十分満足できると思います。

 

お土産とか食事をするところもあるし、カフェもありました(カフェは僕が行ったときは臨時休業でしたが)。

お昼にはラーメンをすすりました。

おにぎりもあって、おにぎりでも良かったなーと後になって思いましたが、こういう旅先で食べるものはなんでも美味しく感じることを僕はトラベルハイと名付けたい。

ごちそうさまでした。

 

ちなみにメインの洞窟とは別の洞窟に作られた科学館なるものがあるらしいのですが、僕はこのあと動物園ではしゃぎまわる大事な予定が入っておりましたので、時間の都合上そちらは回りませんでした。

次には絶対に行ってみたいものです。

 

いつになることやら。

 

遠いんだよなー。

 

おしまい